良かったです!
ジェームス・キャメロンの監督する劇映画作品は「タイタニック」以来とされています。
「タイタニック」のあとはタイタニックのドキュメンタリーを撮ったり、
「ダークエンジェル」(ジェシカ・アルバが人気になりました)の製作指揮をしたりしていました。
約3時間と長めですが、全然時間を気にさせませんでした。
地球から宇宙船で5年ほど離れた惑星が舞台です。
環境が破壊された地球とは逆に、緑の豊かなこの惑星の資源を取ろうとする人間。
その部隊の1員が主人公のジェイクです。
彼の仕事はアバターを動かして、惑星の研究をすることです。
アバターとは惑星に住む先住民を模して造られた、
機械を通じて操作のできる空の生命体です。
変な説明になってしまいましたが、人間が操作できるものが、
おもちゃから、生物になったような感じです。
彼らの操るアバターは、地球でいうところの人間で、
この惑星の知的生命体です。
人間が欲しい資源が彼らの住処にあるので、
なんとか交渉をしようと試みます。
知的生命体と言っても、人間からしたら原始的な生活を送っている彼ら。
武器はヤリや弓ですし、神などの神秘的なものを強く信じています。
そんな彼らはずっと守ってきた神聖な土地を離れるわけにはいきません。
平行線をたどることに飽きた人間は軍事力を行使して・・・。
ジェームス・キャメロン監督作品で、「アビス」「タイタニック」を見たことのある方なら
わかるかと思いますが、男女愛が今回も色濃く出ています。
男女の愛というのはいつどこで芽生えるか知れないもの。
そしてその愛は社会的には不遇なものだったりもするものです。
ロミオとジュリエットがいい例ですね。
それでも状況を打開しようとするパワー。
これが茫然としてしまうほどです。
それに対抗するパワーも圧倒的でした。
迫力と緊張の連続でしたね。
ぜひ劇場で見ることをオススメします。
また本作は3D作品で、3D眼鏡を装着して観賞します。
USJなどのアトラクション並みに3Dなのかと思いましたが、
それと比べるとずっと軽いものでした。
しかし、画面に奥行きがでるというのはここまで面白いものなのかと
感動しますよ。